キャバレーで調子に乗ってる酔っ払いか?こいつら。
我々が唖然としているのをよそに、その異様な光景は
料理が届いたあとも延々と続き、別の世界を形成。
K子さんは間に挟まれながらもひとり、適当に頷きながら
視線をどちらにも合わせず食事を続けていた。
「なーんか。AGAでも気持ち悪いッスね、キタさん。」
仲間のひとりが呟いた。うん。たしかにこれはキモい。
キモいというだけじゃない。醜い。そしてみっともない。
キタにぃも来るから、まっとうな企画ものだ。
C子さんもちゃんと呼ぶから、参加条件はOKのはずだ。
この2つを武器にK子さんを誘ったくせに
実際にはキタとC子さんを、あからさまに遠ざける態度。
まさかとは思うが、おいそこのSUとSO。
お前ら、本当はK子さんさえ居れば良かったのか。
というより、K子さんを連れ出すために
俺とC子さんを利用したんじゃねえのか?
しかしそんな私の思いをよそに、幹事ふたりはその隣りに座る
すらりとした美人に夢中でご執心だった。